遺跡発掘という仕事のイメージ
遺跡発掘の仕事って聞くと、エジプト考古学者の吉村作治さんが登場するような、土をヘラやハケで遺物を取り出す作業を思い浮かべるのではないでしょうか?
かれこれ20年以上前の話ですが、私は「遺跡発掘補助員のアルバイト」(非常勤職員)を4年間していました。
正直に言うと、歴史には全く興味がありませんでしたが(苦笑)、テレビでよく見る遺跡発掘作業の様子を見て、“作業は楽しそうだな!”と思っていた程度です。
それが、突然この仕事に出会うことになります。
私の兄の友人が、当時阪大に通っていて、学園内にある掲示板の求人情報に「遺跡発掘補助員の募集」を見つけたそうです。
彼がその仕事を1年ほどやった頃だったと思いますが、私に「この仕事やらへん?」と声をかけてくれたんです。
当時の私は高校卒業後、家業であった繊維関係の仕事を始めたばかりでしたが、父親は他の仕事を経験するのもいいだろうと、週三日で働くことをOKしてくれました。
そうです。 学生でもないし、まったくのど素人でも雇ってもらえるのか?と思いましたが、紹介ということで大した面接もなく入ることが出来たのです!
発掘の仕事・・・ロマンを求めてこの「遺跡発掘補助員」という仕事をしてみたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか?
それでは、仕事の詳細や裏側までお答えしますね。
基本的にどこを、なぜ発掘するのか?
いきなり街のど真ん中で、果ては田舎の山や周りは田んぼばっかりというような場所でも、ブルーシートを掛けて発掘作業をしているのを見かけませんか?
土を掘っていて、珍しそうな遺物が見つかったから報告して発掘作業が始まる・・・ということは、まぁ滅多にありません。
あらかじめ過去の文献などから、“この場所は発掘すべき場所”というのは決まっています。
その決められた場所、つまり遺跡が眠っている土地に建物を建てる、開発するということが決まった時に、まず発掘作業を完了させなければ工事ができない決まりになっているんです。
とはいえ、発掘するための予算やそれを行なう人などを準備しなければ進みません。
という訳で、せっかく土地を用意しても、企業が建物の工事を開始するまでに数年待たなければならないという状況も多々あります。
《裏話》とはいえ、ある場合には(おそらく、それほど重要なものが眠っている訳ではないからか?)建物を建てたい企業と発掘をするの組織の上の者が話し合って、発掘しないでいいように勝手に話を進める場合もあるようです。
当然この仕事を愛している技師さんはメチャクチャ怒りますね。
発掘開始から終わりまでの流れ
発掘作業が始まって、まず行なうのは試掘(トレンチ調査)です。
試掘は技師さんと入札で決まった発掘作業会社の現場責任者たちで行ないます。
まず、発掘するエリアの中から技師さんが決めた場所に試掘抗を掘ります。
幅1メートル、横に5メートルほどでしょうか?掘った断面図から予想通り時代順に地層が残っているのか、土器や石器などの遺物やオーパーツがあるのかをチェックし、今後の作業や掘り方などを決めていきます。(オーパーツは冗談ですからね)
試掘の地層を見ながら徐々に掘り下げていく訳ですが、当然一番上の土が現代です。
試掘の地層(断面)を見ると、そこから何層か下に時代を示す土器などが出土しているので、歴史調査に関係のない上の層まではユンボを使って、ある程度土を掘り下げていきます。
←私たちの仕事はここから
調べたい地層に近づいたら、発掘作業員の方たちが大きいシャベルを使って、少しずつ、なるべく平らに土を削っていきます。(手があいたら手伝います)
削った土は一輪車やベルトコンベアーで外に運びます。
《豆知識》一輪車は腕力で運んでやろうとすると、結構ぐらつきます。
肘は絶対に曲げない!これだけで安定しますよ~
明らかに色の違う土が見え始めたところで、技師さんの指示のもと “ガリかけ” を始めます。(この辺りからの現場作業はみんな一緒にやります)
ガリかけは基本中の基本。
ガリかけとは
「手ガリ」という園芸用の半月形の刃がついた除草用の鎌で土を削りながら遺物を探す作業のこと。発掘作業員の方と一緒に横一列に並んで作業を行ないます。
この道具、両刃ですが、土と一緒に石も強く引っ掛けながら使うので段々刃が削れにくくなってきます。そんな時は現場にあるサンダーで歯を削って切れ味を戻します。
例えば、鎌倉時代の田んぼだったら、ガリかけで土の色が違うところまで平らにすると、牛の蹄の形だけ上の土が沈んでいたりします。
こんな感じで掘り進めると、必ず土器や石器の破片がいっぱい出てきます。
でも遺物をすぐに取り上げてはいけませんよ!
出土した土器は、後で写真を撮ったり実測しますので、そのまま土の中にあった状態で、動かないように周りの土を削っていきます。←これがよくテレビで見るヘラとハケを使っている様子です。
最終的にその地層の下まで土を削り、ガリかけで地表を綺麗にします。
4.白線引き
遺構に沿って白線を引きます。白線が引かれた発掘現場はよくテレビのニュースで見かけますね。
白線は石灰を水で薄めたもの。
お碗状の容器に石灰と水を入れ、筆を使って、技師さんの指示通りに線を引いていきます。
5.写真撮影
白線を引き終わったら、技師さんが横に建てたやぐらの上から遺構全体が写るように写真を撮ります。
また、いくつかの遺物は埋まっている様子がよく分かるように近づいて撮影したりもします。
この時、大きさが分かるようにポールを置いたりします。
写真を撮り終わったら、私たち発掘補助員が図面を書きます。
発掘調査の図面書きとは
発掘補助員の主な仕事は、この図面の作成と言っていいでしょう。
3つの図面を作成します。
- 【遺構(引いた白線)の縮尺図】
- 【出土した土器などの平面図や断面図】
- 【側溝壁面の地層断面図】
【遺構(引いた白線)の縮尺図】
簡単に言うと、白線を引いた遺構を上から見た状態で実測して図面を書きますが、当然同じ大きさでは紙に書ききれませんので、50分の1といった縮尺図にして書くんです。
ここで登場する道具は、測量器具(レベルとスタッフ)や製図板と製図版を支える三脚です。
レベルとは測定するための器械、スタッフとは箱状の大きい定規のことです。
レベルとスタッフを使う時の注意点は、レベルは水平に立てますが、ついつい作業中に体重を乗せちゃって水平がズレル場合がありますし、スタッフはスタッフを立てる人が前後に傾いていないか注意が必要です。
ちなみにレベル(測量機器)は高価で50万円ぐらいしますので、プレハブ小屋の中では必ず鍵を掛けて保管しています。
〔作業手順〕
まず、レベル(別名トランシット:現場ではトラとも呼ぶ)を水平に立てる。
道路にあるターゲット(海抜何メートルか書いてある鉄の杭)を探して、そこにスタッフを立て、そこから高さを拾い、レベルの高さをキリの良い高さに調整します。(あらかじめ現場に高さが書かれた木杭を打ち込んである場合もあります)
今度は基準となる場所に木杭が打ってあるので、その上に釘を打って頭の高さをキリの良い高さに調整します。(「野帳」という現場で使うポケットサイズのメモ帳にメモ&計算をしながら)
なぜ木杭のうえに釘を打つのかというと、このあとこの現場で数十日の間、度々測量を行ないますが、その時の測量点としてレベルを簡単にセット出来るようにするためです。
次に、その木杭に打ち付けた釘の上に製図板を立て、釘の真上に製図板の中心がくるようにし、水平に設置します。(このへんのやり方はうろ覚えです。間違っていたらすみません)
後は、巻尺の0を製図板の下に一寸釘で固定し、白線のポイントとなる場所にポールを立て、巻尺で距離を測って大きな声で長さを伝えてもらいます。
大きい現場だと、50メートルほど離れた所まで計測することもあります。風の方向によっては全く声が聞こえません。
口の横に手を添えるだけで、かなり遠くまで声が届くようになりますよ!
製図板で書く人は、三角スケールという縮尺定規をポールの方向に合わし、伝えてもらった長さの50分に1の所に点を書きます。
こんな感じで遺構が点と点で繋がりますので、あとはフリーハンドで遺構の形に線を書いていきます。白線全部書ければ縮図の作成は完了です。
このあとは、レベルを使って遺構の高さを部分部分計測して数値を書き込んでいく作業もあります。
【出土した土器などの平面図や断面図】
“画板”と“方眼紙”を使って計測した土器などを記録していきますが、そのためにはキチッとした方角と距離が必要。
その点で活躍するのが水糸です。
平面図の場合は、木杭と木杭を水糸でつなぎ、正確に計測した場所に一寸釘を刺し、そこに水糸を碁盤の目になるように張っていきます。
あとはコンベックスというメジャーを使って土器の書きやすいポイントを計測し、方眼紙に合わせて2分の1などの縮尺で点を書き、土器の形に点を結んで記録します。
断面図の場合は、まずレベルを使ってキリの良い高さに水糸を張ります。
あとは、コンベックスを使って実測するだけ。
【側溝壁面の地層断面図】
最後に、側溝壁面の断面図を書きますが、その前に準備として地層がハッキリ分かるように一寸釘を使って線を引かなくてはなりません。
この作業は技師さんがすることもありますが、私たち発掘補助員も行ないます!
最初は何も分からない自分がやってもいいのか???と感じます。(^_^;)
先輩がやっている姿を何回か見ていくと、どこに線を引いたらいいのか分かってきますので、ご心配なく。
ポイントは色の境と土質の違い(礫・砂・粘土)です。
線を引き終えたら、レベルを使って壁面いっをぱいいっぱいに、そしてキリの良い高さで水糸を張ります。この時も一寸釘を数カ所打って水糸を巻き付けて一直線上にします。
後は画板とコンベックスを持って端から端まで実測していきます。
実測が終わったら、次は “土色帖” を使って地層の色、そして土質を記録します。
土色帖って、ネットで調べてみると2万円以上もするんですね。当時はそんなことも分からずに使っていました。
同じ色でも赤みがかった、黒みがかった・・・と何種類かあるので、それを正しく判断できる手帳です。
例えば、黄褐色、暗褐色といった具合に。
土質については、礫・砂・粘土をさらに細かく分類します。
砂→砂質土→粘質土→礫混じり粘質土・・・
記載する場合は、暗褐色粘質土のように[色]+[土質]です。
色を調べる時に気をつけたいのは、壁の土が乾いているか、それとも湿っているかです。 乾いていれば色が白っぽく、湿っていれば濃くなります。やり方としては、まずジョウロで壁を塗らし、ガリかけをしてから調べます。
遺物取り上げ
ただ闇雲に入れるのではなく、ちゃんと区画にそってカゴを分けて回収しますし、現場では綺麗に剥がそうとせず、多少土が付いたままです。
遺跡発掘補助員の雨の日の仕事
現場のプレハブで
現場のプレハブは、たいがい2階建てで1階は倉庫、2階は事務所になっている場合が多いです。
すでに出土した遺物がたくさんある場合、それらを整理したり、土器を洗ったりします。
屋内作業場
完全に雨で現場の仕事がない、または次の現場待ちという時は、屋内作業の建物に出勤して様々な作業をします。
- 遺物洗い
- 遺物の接合・復元
- 倉庫の整理
- 本の作成の助手
基本は水で洗って土を落とします。 ただ弥生時代などの昔の土器になると、簡単に溶けてしまうものもありますので、緩い流水または溜めた水に土器を濡らし専用のブラシで軽くたたきながら土を落とします。 やり過ぎると接合の時にピッタリくっつかなくなってしまいますので注意!
また、遺物1個1個にどこから出土したのかを面相筆を使って記号や数字を書きます。
現場で回収した遺物の入ったカゴの中から、同じ土器がないかを探します。
あればセメダインを塗りくっつけますが、すぐには付かないので洗濯ばさみで挟んだします。
カゴの中で付くものが無くなったら、今度は隣の区画から同じ土器を探します。
最終的には1日中根気よく探して3つ見つかったら良い方って感じになります。(笑)
復元は、そうやってある程度接合したもの同士をくっつけてある程度壺といった形になった所で、足りない部分に石膏を流し込みます。
やり方は、土器の足らず部分の片側をうまく形になるように粘土でフタをします。そこへ石膏を流し込んで固まれば穴が埋まります。
シッカリ固まった所で、土器の自然さを出すために余分な石膏をナイフで削ります。
ちなみによく博物館で見かける復元土器って、色が塗られている物と石膏のままのものがありますよね?
ある先生は、色を塗った方がより実物を見ているように見えるから・・・
でも別の先生は、無い部分はあえて石膏のまま白い方が、本来見つかった土器がどこだったのかがハッキリ分かって良い・・・
このように先生によってどちらが良いのか意見が分かれているんです。皆さんならどちらが良いと思いますか?
倉庫は膨大な数の遺物の入ったコンテナでいっぱいです。中には作業できていない過去の物もありますので、そういったものを仕分けしたり、掃除したりします
この仕事は基本的に専属の内勤の方がされている場合が多いですが、私は大阪府埋蔵文化財センターの時にトレースだけやりました。
メリット
楽しい!楽しい!楽しい!
まず、歴史にロマンを感じる方なら、好きなことを仕事に出来る幸せを実感できます!
そして、仕事仲間に恵まれやすい。(個人的主観です。たまたまだったかも!?)
未体験の作業を楽しみながら出来る、覚えられる。
遺跡発掘補助員の仕事のしやすさ
作業内容が多岐にわたり飽きません。
体力を使う仕事もありますが、無理しなくてもいいです。
休憩時間たっぷり。仕事をせかされることもありません。
現場が雨天でも、発掘補助員は倉庫内作業をさせてもらえます。
基本残業無し
工期が押していてどうしても・・・ということがあるかもしれませんが、それでも30分残業でした。残業は滅多にありません。
本を作った時に名前が載る
発掘調査報告書などは後ほど技師さんによって本にされます。
私も手元に2冊残っていますが「発掘調査及び整理事業遂行にあたり、下記の諸氏の参加、協力を得た」として名前が掲載されました。こういうのは記念になりますね。
ナイフで鉛筆削りが上手くなる
これはあるあるですが、現場には鉛筆削りようのナイフが何本も用意されています。
一日に何回も削りながら図面を書きますので、ナイフの扱いに慣れます。
デメリット
暑い寒い季節はこたえる
基本的に屋外作業で、しかも周りには風を遮るものが何もないような場所も多いですので、真夏は強烈な日差し、真冬は痔になるぐらい寒いです。
とはいえ、真夏は麦わら帽子、真冬はパッチを履きこんでシッカリ対策すれば、なんとかなりますし、休憩もちゃんとありますので大丈夫でしょう。
長期的に仕事があるのか分からない
現場が終わった時に、もし次の現場が無く予算も無いような状態だと、続けることが困難になるかもしれません。
非常勤ならではのこの不安は最大のデメリットです。
求人募集と給料
遺跡発掘補助員の求人
私の場合がそうであったように、実際に働いている人からの紹介が最も確実です。
でも「遺跡発掘補助員」の求人枠に関して覚えておきたいことは、基本的に学芸員の方及びそれを目指す大学生の割合がおそらく3分の1~半分ぐらいいるということです。
発掘の技師(いわゆる先生)になるための経験や情報を得るために、この仕事をしている真面目な方が多いんです。
しかし、当時学生でもなかった、高卒後、家業の手伝いをしていた私でも採用されたので、興味があって本当にやりたい方は可能性はありますが、やはり年齢が若くないと難しいかもしれません。未経験ならなおさらです。
では、仕事探しをまとめてみると以下のようになります。
- 発掘を取り仕切る組織のサイトから応募
- 実際に発掘の仕事に従事している方からの紹介
- 大学内での求人情報
- ハローワーク
- タウンワークなどの求人情報サイト
「発掘を取り仕切る組織のサイトから応募」と書きましたが、私が知る限りでは財団法人と市の2つに分けることができます。(基本的に仕事内容も給料も同じですが、圧倒的に財団法人の方が大きくて力があります)
私の場合は、最初の2年間は[旧名]大阪府埋蔵文化財協会、後の2年間は和泉市教育委員会生涯学習課(部)に所属しました。
[写真:免許所入れに残っていた、擦れまくりの大阪府埋蔵文化財協会のテレフォンカード]
先生同士のつながりもあるので、現場が終わる頃に、別の動いている発掘現場を紹介して頂けることがあります。
ちなみに、新聞の折り込み広告やアルバイト情報誌(サイト)の募集でよく見かけるのは、“発掘補助員”ではなく“発掘作業員”の募集です。
発掘作業員は、確かに小さいスコップやヘラやハケを用いた発掘作業も行ないますが、基本的に土方(どかた、土木作業員)になりますので、発掘補助員と発掘作業員とでは雇われる組織(会社)や仕事内容も全く違います。
仕事の条件ですが、週3日~5日で応相談って感じでしょうか?
遺跡発掘補助員の給料
時給は900円ぐらい。
日給は6,400円ぐらいだったかな?
少しだけ交通費も出ました。
遺跡発掘補助員の勤務時間
午前9時~午後4時30分前後。
休憩はシッカリありますよ。 基本現場仕事なので、午前中の真ん中で15分、お昼休み1時間、午後の真ん中で15分、合計1時間30分休憩があります。
男女半々でしたが、休憩時間も気の合う仲間たちでしたので、漫画の貸し借りやトランプをやったり、麻雀を教えてもらったり、筍掘りやったり・・・休憩時間満喫でした。(※これは現場によります)
まとめ
趣味性の強い職業であることは言うまでもありません。
特に私の場合は、歴史ウンヌンというよりも、作業内容の一つ一つがメチャクチャ自分に合っていた仕事だったので本当はずっと続けたかった。
非常勤職員という名の単なるアルバイトでしたので、23歳を目前に違う仕事探しを勧められてこの仕事は終了となりましたが、今でも自分の人生の中でとても思い出深い、一番やって良かった仕事です。
この仕事についてもっと知りたいと検索してこのサイトに辿り着いたのでしたら、給料は少し安いですが、応募できる環境、タイミングでれば是非チャレンジしてみてください。
この仕事から見えてくるものは、社会の縮図。
やっておいて損はないと思いますよ~
僕も約10年位経験しました。毎日が楽しく新しい発見があるので長期にわたりアルバイトしました。とにかく楽しかった。又、発掘場所があれば作業したいと思います。
返信が遅くなりました。
その募集内容に具体的な作業内容は書かれていなかったんですか?
現場の仕事はいっぱいあるのに・・・といことだったのであれば、確かに「?」となりますね。
現場で教えられる作業が午後からとか、翌日以降だったので、とりあえず、何か仕事を作ってくれていたのかも?
状況がよく分かりませんので、なんとも言えませんね。
ただ、「なんとも言われない異様に、身の置き場がなかったです。」ということですので、職場の人に恵まれなかったとしか言いようがないです。
定年退職したおっさんなんかは雇ってもらえないのでしょうか?
発掘補助員は無理ですが、いわゆる発掘現場の土方ならあると思いますよ。
私が現役の時は60代の方がほとんどだったように記憶していますので、体力に多少自信がおありでしたら60代でも雇ってもらえるんじゃないんでしょうか?
日雇いのような感じで、だいたい同じワゴン車に乗って来られてましたね。
新聞の求人折り込み広告か、「地域+発掘求人」などのキーワードで検索して探してみてください。
例えば大阪ですと、こんな感じの求人が出てきました。参考までに。
https://jp.indeed.com/cmp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88-%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE/jobs/-91665c98cdb673d2?adid=242549135&from=iaBackPress&sjdu=Znlaoa4QJNcxAb6daUxZe_mSNCSGUxTcWfyIJpv-aTznxhhaBJ00UDz2PvcIG_oICmVHgcZNe4DmGAOuwzZe1EYNs0khqPMo4OW5KB3NulO4MZxaRhn6qY56B4qL716SiHN67ky99pyx7tUuk8v8Xg&tk=1d4kg3glg0sqb002&vjs=3
https://jp.indeed.com/viewjob?jk=f40337decc16791d&q=%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1+1100%E5%86%86+%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88&l=%E6%B3%89%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82&tk=1d4kg6jrh0sqb002&from=web&vjs=3
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